内断熱と外断熱、徹底比較!メリット・デメリット、選び方のポイント

内断熱とは、建物の内側(壁や天井、床など)に断熱材を施工する方式です。内断熱は、比較的安価で施工が容易なため、多くの住宅で採用されています。一方、外断熱とは、建物の外側全体を断熱材で覆う方式です。外断熱は、内断熱に比べて費用が高くなりますが、高い断熱性能を発揮します。内断熱のメリットとしては、以下の点が挙げられます。1つ目は、施工費用が比較的安いことです。内断熱は、外断熱に比べて、使用する材料や施工手間が少ないため、費用を抑えることができます。2つ目は、リフォームがしやすいことです。内断熱は、壁の内側に断熱材を施工するため、リフォーム時に断熱材を交換したり、追加したりすることが容易です。3つ目は、工期が短いことです。内断熱は、外断熱に比べて、施工期間が短く、工期を短縮することができます。一方、内断熱のデメリットとしては、以下の点が挙げられます。1つ目は、断熱性能が外断熱に比べて低いことです。内断熱は、壁の中に断熱材を入れるため、構造材である柱や梁などの部分が断熱されないため、外気の影響を受けやすく、断熱性能が低くなる傾向があります。2つ目は、結露が発生しやすいことです。内断熱は、壁の内側に断熱材を施工するため、室内と外気の温度差で、壁内部に結露が発生しやすくなります。結露は、カビの発生や、建物の劣化の原因になります。外断熱のメリットとしては、以下の点が挙げられます。1つ目は、断熱性能が高いことです。外断熱は、建物全体を断熱材で覆うため、外気の影響を受けにくく、高い断熱性能を発揮します。2つ目は、結露が発生しにくいことです。外断熱は、壁全体を断熱材で覆うため、壁内部の温度差が小さくなり、結露が発生しにくくなります。3つ目は、建物の耐久性が向上することです。外断熱は、建物全体を外気や雨水から守るため、建物の耐久性が向上します。一方、外断熱のデメリットとしては、以下の点が挙げられます。1つ目は、施工費用が高いことです。外断熱は、内断熱に比べて、使用する材料や施工手間が多いため、費用が高くなります。2つ目は、リフォームがしにくいことです。外断熱は、壁の外側に断熱材を施工するため、リフォーム時に断熱材を交換したり、追加したりすることが容易ではありません。